更年期予測にも大活躍!
基礎体温表って本当にすごい!
女性の場合、自分の体のバイオリズムを知る良い指標になるのが基礎体温表です。
基礎体温とは朝起きてすぐに測る体温のことで、基礎体温表には基礎体温のほかに生理の期間や病気、飲んだ薬などを記録していくものですが、卵巣の状態だけでなく老化や体質なども如実に語ってくれるのです。
3ヶ月~6ヶ月以上のデータがあると良いですが、残っていれば若い頃のデータと比較してみるのも良いでしょう。
どんな風に自分の体が変化しているのか、いつ頃更年期が訪れるのか、どんな更年期なのか・・・を知る目安となります。

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理想的な変化
低温期が14日前後、高温期も14日前後あり、低温期から高温期への移行は1、2日くらいで温度差は0.5℃くらいのきれいな二相に分かれる基礎体温表は実に理想的です。
また低温期・高温期の体温にばらつきがないことも大切です。20代~35歳くらいまではこのような基礎体温表だと良いでしょう。

35歳を過ぎると、時々低温期が長くなったり高温期が短くなったり、高温期の体温があまり上昇しなくなったりします。
そして徐々にその頻度が増していきます。
しかし低温期・高温期の体温にはばらつきがない(ジグザグになったりしない)のが35歳~45歳くらいまでの平均的な基礎体温表です。

そして閉経を迎えると、高温期がなくなり、低温期だけの基礎体温表となります。
体温のバラつきがなく、安定したラインになると穏やかな更年期を迎えることができます。
これらが基礎体温表の理想的な変化です。

こんな基礎体温表は要注意!
更年期の兆候としてはまず高温期が乱れてきます。
*高温期が12日未満になる
*高温期の途中で体温が一旦下がる
*低温期から高温期への移行に3日以上かかる
次に低温期に異常が表れます。
*低温期の体温が36℃未満
*低温期の体温が36.8℃以上
*低温期が20日以上
*低温期が10日未満

例えばまだ30代なのに高温期が乱れている場合や高温期が乱れる月が頻繁な場合には、良い血を養いバランスを整える婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)がよく使われます。
低温期の体温が高かったり、期間が短かい長い場合には婦宝当帰膠をベースに低温期だけ腎の働きを補う杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)や六味丸(ろくみがん)などが使われます。
低温期や更年期の体温や期間に問題があったり、全体的に不安定なラインな場合には婦宝当帰膠をベースに低温期は杞菊地黄丸または六味丸、高温期は参茸補血丸(さんじょうほけつがん)などが使われます。
漢方薬はもともと自然の生薬なので体に負担も少なく、何より女性の強い味方です。
上手にご活用いただく為にも是非当店へご来店・ご相談ください♪

